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上尾観光協会認定ボランティアガイド団体

あげおアッピーガイドの会

 

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自然史研究会12名の皆様に、中山道/駅西/原市西コースをご案内しました。

 自然史研究会の皆様はガイド会の大室氏が所属しているクラブの方々で、毎月史跡巡り・街歩きなどを企画されているそうです。今回は大室氏の紹介で上尾の歴史・史跡を案内することになりました。ゲストの皆様は大宮・岩槻など上尾市外より来られた方が多く、スタート前に駅で上尾市の概要について説明しました。天候は薄曇り・気温も適度でガイド日和になりました。

東口をスタートし、すずらん商店街を通り昭和30年代の商店街の様子を写真で紹介しました。遍照院では松本明慶仏師の十一面千手観世音大菩薩像と大不動明王像を身近にご覧になり、立派な仏像を鑑賞出来良かったと頷かれていました。孝女お玉の墓、山崎武平治碩茂の墓を紹介しました。

氷川鍬神社では上尾宿の概要や、神社の由来伝説の語りに絵馬の写真を見ながら、鍬の意味に頷かれていました。二賢堂碑記では上尾宿の人々の向学心と俳句を解する風流な人々に興味を示されていました。

駅のコンコースを通り、春日神社に向かいました。春日神社の沿革や御祭神の紹介をし、石像のショウツカ婆さんでは三途の川の奪衣婆や閻魔大王・地蔵菩薩の関係に興味を示されていました。初めて聞いたとの声も聞かれました。柏座2丁目の庚申塔では庚申信仰と庚申塔の関係や、江戸時代の民俗信仰の様子に思いを馳せていました。谷津観音堂の十一面観音菩薩像・トテ馬車の事故と馬頭観音について紹介、約2時間の史跡巡りでした。ゲストの皆様は昼食後、ぐるっとくんバスで原市コースに向かわれました。

午後は集合場所の妙厳寺で、ゲストの皆様に当日のガイド場所や注意事項の説明のあと、妙厳寺の歴史や西尾隠岐守一族の墓、永楽通宝紋鞍付き鐙一式等について解説しました。

その後、移動して、原市氷川神社では氷川神社の由来や歴史を説明。同所に保管してある、山田弥吉の彫刻が施された原市山車について解説しましたが、ゲストの方から、是非実物を見たいとの声があった。神社の裏手にある長久寺では、本尊の不動明王について説明して、筆子塚は実物を見せて案内しました。

長久寺の茶屋で小休止した後、原市大通りに移動して、矢部家の前で原市の歴史や三・八の市の説明と上尾市指定樹木のケヤキ、ハクモクレンは実物を鑑賞しました。ゲストの皆様は、三角家の立派な蔵や、カフェ・ギャラリー山本屋の由緒ある建物に感嘆されていた。

寶蔵寺では、お寺の歴史と不動明王種子の板石塔婆を説明しました。羅漢槇(ラカンマキ)の実が丁度見頃を迎えており、名前の由来を理解された。

その後、原市稲荷神社に移動して、別名、佐四郎稲荷の名前の由来や新幹線施設に伴う移築で鳥居が二カ所ある理由等を説明しました。また、道標の役割を果たした、正徳2年銘の庚申塔についても、簡単に説明しました。

最後に沼南駅まで移動して、原市東コースの原市沼の古代蓮を紹介し、再訪問のお願いをして、ガイドを終了しました。

ゲストの皆様の声として、『他のグループに所属している方にガイドの利用を伝えたい。廻る箇所を少なくし、じっくりガイドを聞きたい。原市は古代ハスの季節にガイドをお願いしたい』など頂きました。自然史研究会の皆様、貴重なご意見有難うございました。今後のガイド会に活かしたいと思います。お疲れ様でした。ガイドの説明に耳をかけていただき有難うございました。

(文・写真:小島、相馬)  
(ガイド:大室、小島、相馬) (サポーター:大室、小島、渡邊)

 
氷川鍬神社のガイド風景

遍照院の孝女お玉の解説

春日神社のガイド風景

谷津観音堂の馬頭観音にて

妙厳寺のガイド風景

寶蔵寺のラカンマキ


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