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上尾観光協会認定ボランティアガイド団体
あげおアッピーガイドの会
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11/30(火)、木曜会テニスクラブ6名の皆様に、大谷郷コースをご案内しました。
木曜会テニスクラブの皆様は8時50分ころには、上尾駅コンコース椅子付近に集合されていました。コースの概要と注意事項をお伝えし、谷津観音堂に向かいました。
谷津観音堂では本尊の十一面観音立像(市指定文化財)が12年毎の午年にご開帳される秘仏であり、厚さ6.5cmの板状の珍しい仏像で有る事を伝えました。毎月10日に観音様の縁日が行われ、嘗ては皆応寺と呼ばれ足立坂東観音霊場の26番札所で有る事を紹介しました。明治の中頃にトテ馬車(乗合馬車)を引いていた2頭の馬が高崎線の踏切で、汽車にひかれる事故に遭い、馬を弔い供養のため立てられた馬頭観音石碑について伝えました。
柏座2丁目の庚申塔では女性名のみ刻まれている女人庚申塔(市指定文化財)で有る事、庚申信仰の概要を紹介しました。
ショウズカの婆さん像では三途の川の怖い婆さんで亡者の衣服を剥ぎ、奪衣婆とも呼ばれていることを伝えました。また閻魔大王の十王信仰との関係を紹介しました。ゲストの皆様は庚申塔・ショウズカの婆さんなど民間信仰に耳を傾け「先祖の供養をしなくては」と興味を示されていました。
春日神社では神社合祀・御祭神の概要と大山灯篭の行事について紹介しました。
弁財会館の庚申塔では、珍しく座っている庚申塔で上尾には1基しかないことを伝えました。
昌福寺では戒壇石や山門についてお伝えしました。また境内では上品な香りのギンモクセイの樹、十三仏像、妙義大権現の見事な彫刻などを紹介しました。境内の紅葉が鮮やかに色付いていました。
川の神明神社では「川の大じめ」を編み上げる行事の様子を写真で紹介しました。「川の大じめ」のしめ縄は毎年5月15日に架け替えられ、架け替え行事が市指定無形文化財で有る事を伝え、また民間のフセギ行事であることを伝えました。昭和40年ごろの川の大じめ写真を見ながら、ゲストの方々は当時の風景を懐かしんでおられました。
十連寺では徳川家康が名付けた寺院で有る事、幕府より御朱印を頂いていること、慶安の禁札(市指定文化財)が建てられたことなど徳川家康・江戸幕府との関係が深いことをお伝えしました。また八角十王堂の十王信仰、線刻の立派な板石塔婆(市指定文化財)、徳本行者の石碑、柴田七九郎の墓を紹介しました。
ゲストの皆様、約3.5時間、4.5kmほどの歴史散策、お疲れ様でした。
(文・写真:小島)
(ガイド・サポート:小島)
谷津観音堂のガイド風景
ショウズカの婆さん像の解説
昌福寺の山門のガイド風景
昌福寺のギンモクセイの解説
十連寺のガイド風景
十連寺の八角十王堂の解説
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