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上尾観光協会認定ボランティアガイド団体
あげおアッピーガイドの会
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3/7(火)アブセック交流会12名の皆様に、平方コースをご案内しました。
ゲストの皆様はアブセック交流会の方々12名です。当日は晴天・無風の散策日和になりました。丸山公園南口駐車場に集合し、ガイド会の紹介・注意事項の説明のあと、荒川土手沿いに小塚浅間塚に向かいました。
富士信仰・富士講について紹介し、富士山代参の浅間様に参詣しました。参加された女性は木之花咲耶姫命像の口に薄っすらと紅が塗られたのをご覧になり、微笑まれていました。春霞で富士山は望めませんでしたが、見晴らしの良い荒川の土手沿いを歩きながら荒川の変遷について、入間川の荒川への合流点や蛇行していた暴れ川であったことを伝えました。
現在、平方地区の荒川は水害対策で堤防工事が行われて、平方河岸跡も堤防に埋没される可能性があります。平方河岸跡では江戸と平方を往来した物資や町の賑わいを古地図で説明しました。以前は船橋であった開平橋について、写真などで伝えました。
八枝神社ではかつて牛頭天王社であったこと、フセギの効験が高い『おシシ様』信仰は平心講と呼ばれる氏子集団を埼玉県域から東京都の各地まで広範囲に持っていること、奇祭とまで言われている祭礼の『どろいんきょ』など伝えました。
舟運で栄えた当時を偲ばせる古民家を紹介しながら、橘神社では鳥居の傍らにある日露戦争の時のロシアの機雷と言われている1m程の金属球を紹介しました。皆様は思いを馳せながら説明に耳を傾けられていました。平方は鎌倉時代の荘園名を『三輪荘橘の里』よばれ、明治39年の神社合祀の時、氷川神社を含め5社が合祀され、名前を橘神社と名称変更されました。天然記念物でご神木のケヤキの巨木、河岸の繁栄は神徳によるものとして『平方村河岸出入商人奉納の石祠』、『頌霊社』など紹介しました。
馬蹄寺では名前の由来伝説、芭蕉の流れを汲む鈴木荘丹の句碑、木斛の巨木、徳本行者の六字名号碑を紹介しました。ゲストの皆様、約3時間の歴史散策、お疲れ様でした。
(文・写真:小島)
(ガイド:戸村) (サポート:小島、峰澤)
上尾丸山公園に集合
小塚浅間塚のガイド風景
平方河岸跡のガイド風景
八枝神社のガイド風景
橘神社のガイド風景
馬蹄寺のモッコクのガイド風景
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