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上尾観光協会認定ボランティアガイド団体

あげおアッピーガイドの会

 

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3/19(日)白岡ニュータウン悠有会散策倶楽部34名の皆様に、中山道・旧鎌倉街道コースをご案内しました。

 白岡ニュータウン悠有会散策倶楽部の皆様34名は上尾駅改札前に9時に集合され、本日の資料をお渡ししました。当日は前日の雨が嘘のような晴天に恵まれ、絶好の散策日和になりました。ガイドのスタートに先立ちガイド会メンバーの紹介、コース概略、ガイドツアー中の注意事項などお伝えし、2班に別れ1班17名でスタートしました。

初めに氷川鍬神社に向かいました。中山道上尾宿の概略を中山道分間延絵図・上尾宿の写真を示しながら、中山道では中程度の宿場であったが、本陣の建坪は塩尻宿に次ぎ2番目に大きい事、旅籠が41軒と多かった事を紹介しました。ゲストの方から「参勤交代ではどのような大名が上尾宿を利用されたか?」との質問があり、加賀100万石の前田家を初め34家が利用されたことを伝えました。
氷川鍬神社では神社名の由来伝説に頷かれていました。また当時では珍しい郷学の二賢堂・聚正義塾を建学された雲室上人・山崎武平治碩茂を初め昌平黌関係者とのつながりや当時から向学心の盛んな土地柄で有る事を伝えました。

呉服店の軒屋根を見上げながら、鐘馗様の伝説と上尾宿は幕末前後に3回の大火があり、防火祈願や商売繁盛祈願などでかつては街道筋の多くの屋根に鐘馗様があった事を伝えました。

愛宕神社では、神社の移設経緯や下町から愛宕町の改名のいきさつを伝えました。また境内には国土地理院の水準点(16.3682m)の礎石が有り、上尾市は最高点が21m位で極めて平坦な地域で有る事を伝えました。

東町の勢至堂では、岩槻藩主とのつながりや嘗ての鎌倉街道脇にある樹齢約600年のムクノキの巨樹を紹介しました。

二ツ宮の氷川神社では、本殿の見事な彫刻を紹介しました。作者はつまびらかではありませんが、中国の故事を題材にした彫刻が3面を飾っており正面は迫力のある龍が彫られている。ゲストの方々は題材の説明を聞きながら、精細で見事な彫刻をじっとご覧になっていました。

遍照院では孝女お玉の悲しい物語や山崎武平治碩茂の墓石に彫られた碩茂と妻の『るい女』の句を紹介しました。また写真で松本明慶仏師の大不動明王坐像を紹介しました。本堂向拝の風神(?)の彫刻や破風飾りのヒナに餌を与えている親鳥の彫刻を紹介しました。皆様は「あら」と言いながら鳥の彫刻にほほえまれていました。

ゲストの皆様、約5km、約3.5時間の中山道上尾宿・旧鎌倉街道の歴史散策、お疲れ様でした。

(文・写真:小島)  
(ガイド:島野、小島) (サポート:川辺(亭))


スタート前の説明風景

氷川鍬神社でのガイド風景


上尾宿の概要説明

愛宕神社のガイド風景

二ツ宮氷川神社のガイド風景

遍照院での孝女お玉のガイド風景


information

あげおアッピーガイドの会

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FAX:048-775-5024




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