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上尾観光協会認定ボランティアガイド団体

あげおアッピーガイドの会

 

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4/4(火)木曜会テニスクラブ7名の皆様に、上平コースをご案内しました。

 木曜会テニスクラブの皆様は10時に上平公園駐車場に集合されていました。コースの概要と注意事項をお伝えし、紅花街道芭蕉の句碑に向かいました。

芭蕉の句碑では芭蕉が山形で詠んだ『行末は誰が肌ふれむ紅の花』の句にゲストの女性は笑みを浮かべていました。また「いつもここを通るのに今日初めて知りました」と驚かれていました。

少林寺では住職さんが本堂を案内してくださり、少林寺の概要(臨済宗円覚寺派のお寺、鎌倉幕府執権の北条時宗、奥方の覚山尼、江戸時代の本堂火災など)、本尊の観世音菩薩の教えを紹介して頂きました。また薬師如来像と脇侍の日光菩薩、月光菩薩、12神将像を紹介して頂きました。本堂の『おびんずる像』を示され体の痛む部分を触ると効験が有る事を教えて頂き、頭や腰、腕など撫でさせていただきました。境内は芝桜がピンク色の可憐な花を咲かせていました。

龍山院ではムクロジの樹(市指定文化財)の巨木に驚かれ、実をいくつか拾わせて頂きました。ムクロジの実は嘗て正月に羽根つきをされた時の羽根の玉に使われた事を伝えました。また『子供のみみだれ』を『どぶろく』で治した和尚さんの伝説を伝えました。

上の氷川神社では桜の花が2分位残り、花びらの絨毯になっていました。武蔵一之宮の大宮氷川神社を分社された神社で、市内に10社の氷川神社の有る事、また埼玉県の『ふるさとの森』に指定されていることを伝えました。

立場の須田家では、立場は宿場と次の宿場との間に置かれた施設で、往来する人足や駕籠かき、馬などが休息する場であったこと、また須田家は武州紅花の仲買で財を成し、忍藩の蔵米取扱いを任された御用商人として平方河岸から江戸に運び、醸造業、金融業などされた事を伝えました。

ゲストの皆様、約2.5時間、2.5kmほどの歴史散策、お疲れ様でした。

(文・写真:小島)  
(ガイド:小島)


小林寺のガイド風景

龍山院のガイド風景


上氷川神社のガイド風景

上平の野道を行く


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