埼玉未来大学史跡巡り　中山道・上尾宿コースガイド

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9/28(木)埼玉未来大学史跡巡り　6名の皆様に中山道・上尾宿コースをご案内しました。

　埼玉未来大学の皆様は9時50分には上尾駅に集合され、ガイド会の紹介、コース概要、注意事項などお伝えし屋根の上の鐘馗様に向かいました。

ホームから見える屋根の上の鐘馗様では屋根を見上げながら、鐘馗伝説や上尾は嘗て商家の屋根の上に多くの鐘馗様があった事に耳を傾けられていました。

氷川鍬神社では絵馬を示しながら、名前の由来となった説話を紹介し、江戸時代中期の郷学（当時としては珍しい学校）である二賢堂・聚正義塾の設立について説明。昌平黌の雲室上人・地元の山崎武平治碩茂を初め関係者の相関図を示しながら上尾宿は文化・学問など当時より先取の土地柄で有る事を伝えました。

中山道・上尾宿の絵図を示しながら、当時の公共設備の悪水抜きの遺構や問屋場など紹介しました。脇本陣細井家の鐘馗様では凛々しい鐘馗様を仰ぎ見られていました。

遍照院では本堂の向拝のお不動様の彫刻をご覧になりました。また孝女お玉の説話、山崎武平治碩茂の墓石に刻まれた奥様『るい女』の句と『武平治』の句を紹介しました。ゲストの皆様、暑い中約２ｋｍ、約2時間の中山道・上尾宿の歴史巡り、お疲れ様でした。

(文・写真：小島)　　
(ガイド：小島 )　(サポート：川辺亨)　