上尾市観光協会認定ボランティアガイド団体
あげおアッピーガイドの会
板石塔婆(板碑) plane gravestone
板石塔婆とは、板状の石の供養塔のことで、板碑とも呼ばれています。死んだ人の供養や自分の死後の菩提を弔うために建てられたもので、鎌倉時代に始まり室町時代まで続けられました。上尾市内には破片まで入れて450基近い板碑が確認されています。
市内で最も古い板碑は楞厳寺にある弘長元年(1261)の「弘長板碑」です。鎌倉中期のもので、表面上部に阿弥陀如来を示すキリークという梵字が刻まれています。(上尾市有形文化財指定)
他に楞厳寺墓地内には40数基の板碑片が発見されており、この近辺が鎌倉時代の歴史を持つ地であったことが伺えます。
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| 上尾市有形文化財指定(弘長板碑) | 弘長板碑 |
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