講演の前に、サロン世話役の山本様より挨拶と、講師の宮田さんの紹介がありました。講師の宮田さんから、先ず今日のメンバー紹介の後、小島会長より「あげおアッピーガイドの会」の目的と活動についての数分説明し、活動の様子を写真にまとめた資料を回覧しました。
その後、宮田さんより大スクーリンに映像投影を行い、現在は殆ど痕跡が無くなっている室町時代初期の菅谷北城を地図図面から説明、土塁の跡が残る写真を示し説明が行なわれました。
上の氷川神社では、4月2日に行われる神楽奉納の様子、境内の力石を説明など、江戸時代の娯楽の一端を紹介しました。
龍山院では、ムクロジの巨木について、実は羽根突きの玉に使用されている話し、耳だれ様の良く効く民間療法の話しに耳を傾けられていました。
少林寺では、鎌倉幕府の執権北条氏と関係の深い上尾で最古刹の寺院であることや花の寺、寺子屋が上平小学校に発展された事、200年前の立派な涅槃図の掛け軸、上尾市指定文化財の特徴ある山門など紹介しました。
聴講された参加者も『地元で知らないことがある』と感心されていました。私年号板石塔婆では実年号とは別に、自然災害が続き、縁起直しに私年号を使っていたとの話しに感心されていました。
龍真寺では身代わり地蔵の名の謂れや十王堂の十王さまの役割など紹介しました。『これを機会に年1回の割合で講座を』との声を頂きました。休憩なしの約1時間の講座を熱心に聴講頂き、お疲れ様でした。
(文・写真:小島)
(講師:宮田 映像:小島 サポーター:芦部、坂口、高橋、渡邉)
山本様の挨拶 |
自己紹介の様子 |
講座の説明風景 |
聴講者の皆様 |